哲学にハマって心が軽くなった話(前編)

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私は常に毎日がつらい、将来が心配、緊張してしまうなどの悩みを持っていた。
その問題を解決するために様々な哲学者の言葉を本で読み自身の体験を書いていく。結果、俄然心が軽くなった。そのことについてここで共有してみます。

 

①漠然とした将来の不安 ~アリストテレス

将来、このままの仕事でいいのか?食べていけるのか?家族を養えるのか?日々不安で眠れない日が私にありました。
アリストテレスはこう言っています。


「将来の不安を考えているのなら、今やりたいこと・やるべきことに熱中せよ」


今はこの作業に集中してみよう!と、没頭するうちに楽しくなり気づいたらいい結果を残していた。こんな経験が誰にでもあると思います。
今この瞬間に集中⇨不安を感じる暇もない⇨いい結果になる⇨将来を作る。
ということです。

つまりあなたは、今一生懸命に生きているのでこの条件はクリアしているのです。将来のことは心配せずに今を頑張りましょう。

②つらい思い出が忘れられない ~ニーチェ

あの時こうしてしまった。もうダメだ。と普段から過去のことを思い出して現在の活動に支障をきたしてしまう事はありませんか?
ニーチェはこう言っています。

「つらい過去も、幸福も輪のようにめぐりめぐるものだ」

これは「永劫回帰の思想」といわれています。
私はこう解釈します。辛いことがあるからこそ、楽しいと感じることができると。だから幸せを感じるために苦痛も必要なんです。
考え方を変えるだけで少し楽になれませんか?

③他人と比べて劣等感を感じる 
 ~チクセントミハイ

会社の同期は昇進している。友人が起業で成功している。
など日々劣等感を感じてしまうでしょう。
チクセントミハイはこう言っています。

「自分の全力を出し、クリアできるかできないかの課題にチャレンジすることで人生を幸せにすることができる。」

つまり、”没頭する事”ということです。これは①のアリストテレスの考えと似ていますが。好きなこと、やらなくてはならないことに没頭しクリアできるかわからない課題を達成することで幸福になれる。人と比較することを忘れることができる。ということです。

長くなりましたので、続きは後編へ!!

後編はこちら↓

哲学にハマって心が軽くなった話  (後編)

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日々、つらいことが起きては自分を責め。どうしようもないときに出会った哲学の本に救われたときのことを書いています。今回は次回に引き続き私の心を軽くしてくれた哲学者たちの言葉を紹介していきます。

前回の記事はこちら。↓↓↓

riimantoriatukai.hateblo.jp

 

④決めたことを最後までできない ~カント~

筋トレするぞ!
ダイエットするぞ!
禁煙・禁酒するぞ!!と言ってなかなか続かないという経験ありませんか?
哲学者カントはこう言っています。

「欲望に支配されずに自分の中のルールに従った生き方をして快感を得よう」

つまり一度、自分のルールを決めてそれに従っている自分は凄い奴だ!と思うことができ、一度決めたことを最後までやり遂げるエネルギーになるということです。(自己暗示的なものですね)
また、筋トレは結果が体に出るので一度自分の体が引き締まる快感を得るともう二度と自堕落な生活には戻れませんよ


⑤孤独を感じる 
 ~アウトゥル・ショーペンハウアー

一人暮らしをしていると、夜孤独だと感じることはありませんか?
そんな時は、他の人は何をやっているのだろうと気になって気になって
眠れない夜もありますよね。
孤独についてショーペンハウアーはこのように言っています。

「幸福の基本は、外から得るものではなく自身の内側から得るものだ」

つまり本来、幸福とは自分に満足する事ということです。
他人とかかわっても、離れた後に虚無感を感じるあの現象はどうやら他人に期待しているからのようです。自分のやっていること、自分のルール、自分の生活に満足を求めることで本当の意味で孤独から解放されるということです。
※でも、人と会うことが好きな私はこの方法は適度に採用していきます。

⑥人生がつらい ~マルティン・ハイデガー

人間関係がつらい。
仕事に行くのが嫌だ。
大切な人を失った。
など、人生がつらいと感じることはたくさんあるでしょう。
ハイデガーはこれらのことで人生がつらいと感じるのには最終的に”自分の死”につながっていると考えるためであるといっています。続けて、

「人は死を本気で意識した時初めて、本当の生を実感できる」

と言っています。
ただ、いつもの生活の中で”自分の死”を意識することをあやふやにし、理由がわからない苦痛を受け続けているため人生がつらいと感じるのです。
人生がつらい理由の根源である”自分の死”を意識した時、辛さから解放される、開き直ることができるのです。
人間は理解できないことがつらさや恐怖につながります。その根源を”自分の死”だと気づいてようやく苦痛から解放されるのではないでしょうか。

最後に

読んでいただきありがとうございました。
哲学に限らず、本を読むことは今の自分が解決できない問題を人生の先輩が教えてくれる最も簡単な事なのです。
私は特に、マルティン・ハイデガーの言っている。「苦痛の根源を理解すること」は学んだときに心が特に解放された気分でした
自分がつらくなった時、どうしようもなくなってしまったときぜひ本を読んでみてください。きっとあなたの悩みを解決してくれるでしょう。

あなたがやっていることは”すべて正しいこと”と哲学者の言葉を通して私は感じました。
後は、自信を持つだけ!ということですね!大丈夫、あなたがやっていることは間違った道ではない。

参考文献↓↓↓

楽天ブックス: その悩み、哲学者がすでに答えを出しています - 小林昌平 - 9784866510057 : 本

【自己紹介】怖がりで弱い私 ~リーマン取扱説明書~

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昔の私と今の私

昔の私は、勉強も、運動も人並み。

いわゆる”普通の人”でした。

周りと一つ違う事といえば、

心のどこかで、常に自信がなく何かに怯えている人間でした。

将来への恐怖、孤独、人間関係、健康面、数えだしたらキリがないです。
家に帰って夜になると必ずこれらが私を襲うのです。
眠れずに、部活に寝坊する日もありました。

今の私は、これらの恐怖から逃れることはできていません。

ですが、生きている内に恐怖への”対処法”を少しずつ見つけてきました。

この”対処法”を私のように恐怖を感じている人に届けたい。

そんな思いで、note、sns、ブログを始めました。

ですが、人は10人10色 

必ずしも、私の対処法が貴方に効果的であるとは言えません。

ですが、私は多くのことに怖がって生きていきました。

その中で少しでも貴方の役に立つことができたらとてもうれしく思います。

「健康」と「考え方」この二つを強くすること

これが、私の結論です。

ここで説明すると長くなるので省きますが

この二つを軸にこれからも投稿をしていきたいと思います。

ですが、誰にでも当てはまる対処法ではないため

くれぐれも用法容量を守り適切にご覧ください。